2010年03月13日

Yuji村上師のレクチャーで

3月7日に、大阪でYuji村上師のレクチャーがありましたので、参加しました。

2時間半ぐらいのレクチャーで楽しむことができました。どうして、「Yuji村上」という名前になったのかというお話には笑ってしまいました。

そのレクチャーの最初の作品「Sound Trap」は、不可能なカード当てだったと思うのですが、ちょっとショックなことがありました。レクチャーが終わった後の質問で、ある方が、「今日の作品の中で実際にバーなどでよく演じるのはどれですか?」と質問されました。Yuji村上師が答えられた後に、こう付け足されました。「Sound Trapは、やらないですね。現象が地味ですから。」と。

不可能性が高いマジックでも現象が地味だとあまり受けないのでしょう。特にバーなどではそうかもしれません。

メンタルマジック事典の中で松田道弘師はメンタルマジックの問題点として、「退屈である。ビジュアルなものがないため、ふしぎさはあっても面白みがない。一度みてしまえば、もういちどみたいとという気になれない」(メンタルマジック事典 p190)と指摘されています。Yuji村上師もこの辺を実感されているのではないか?と推察するわけです。

さらに、松田師は、「結果が容易に予測できる」ことも指摘されています。予言、当てもの(透視)など現象が乏しいというわけです。マジックにとって結末の意外性は重要なわけですが、これが観客に予測されてしまうというのは、ある意味致命的です。

不思議なマジック=ウケるマジック とは限らないということです。

では、どうすればよいのか?これについては自分の考えをまとめているところです。



posted by KENJI at 20:41| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月14日

予言を書くときに・・・

MIKAMEさんから『おみくじ箱』というマジックが発売されています。

これがその動画です。

この動画は、『おみくじ箱』の宣伝を目的として作られたと思うので、細かいことを気にしてはいけないのですが(気にすべきでないのですが)、まぁ、1つのきっかけが与えられたものとして、ちょっと述べみます。

動画が始まって、1分くらいしたところで予言を書く場面がでてきます。ところがペンの動きで「9」と書いたことがわかってしまうのですね。おみくじ箱からも「9」が出てきて、予言と一致することになるのですが、一致したという感動がなくなってしまうわけです。すでに予言がわかっているからです。

予言マジックのハイライトは、予言が一致するところなんですが、それが前もってわかってしまっては、元も子もないわけです。

予言を書くときは、ペンや腕の動きで何を書いたか悟られないようにしないといけないわけです。


『おみくじ箱』自体は、面白そうなので購入するつもりです。
posted by KENJI at 09:27| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

近況報告など

最近、K-MAGICでは新製品を発売していません。
もう半年以上発売していませんから、『最近』とは言いませんね。

特に、サボっているわけでもなく、発売したい商品がないというのが理由です。発売したい商品がない=良い商品がない というわけではありません。良いと思った商品は、まず他のショップで先に発売されています。そうなると、K-MAGICで発売する意味があまりないというわけです。

K-MAGICで発売する海外の商品は、

他のほとんどのショップでは発売されていない良い商品。
K-MAGICで、追加手順を付けることができる。

場合がほとんどです。


オリジナルマジックもちょっと停滞ぎみです。
カレンダーを使ったマジックは、最後の詰めがいまいち納得いかず、保留となっています。そのうち、良い解決法が出てくるのでは?と思っています。

ゴールデンウィークには、マジシャンズ・チョイスを勉強しようと、マックス・メビン師のバーバルコントロールを訳しました。これは面白かったので、原書を注文して翻訳と一緒に発売しようと思いましたが、原書の方が絶版だとのこと・・・。

以前ブログにも書きましたが、日本語対応のマジシャンズ・チョイスは研究の価値ありと思っています。今、ぼちぼちとマジシャンズ・チョイスについて原稿を書いていますが、果たして発売できるほどのものになるかどうかはわかりません。

K-MAGICでは、私が納得したものだけを発売したいと思っています。
どうぞ、気長にお付き合い下さいませ。
posted by KENJI at 21:49| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

マジシャンズチョイス

日本語で書かれたマジシャンズチョイスの本についての情報です。

1 メンタルマジック事典(松田道弘著)東京堂出版
2 あそびの冒険 全5巻 2 超能力マジックの世界(松田道弘著)ブッキング
3 メンタルマジック(三田皓司著)東京堂出版
4 魔法の心理学(高木重朗著)講談社現代新書
5 マジック心理学(ゆうきとも著)かんき出版
6 S・Fマジックフェスティバル コレクション1 片山工房
7 THE One & Only (Paul Harris)


約20行だけマジシャンズチョイスについて書かれている。『マジシャンズチョイス』というマジック用語の定義だけを述べていると言っていいだろう。


1よりは少し詳しく説明している程度。


6ページにわたって詳しく書かれている。品物が3個の場合と4個の場合のマジシャンズチョイスの流れがよくわかる。


品物が2個と3個の場合についての解説がある。


これは、10ページ以上にわたって、マジシャンズチョイス(エキボック)のことが書かれている。
会話、手順、間の取り方などが書かれていて参考になることが多い。なお、マンスリーマジックレッスンの29号が『エキボックの基本を学ぶ!』というタイトルで、この本に書かれているマジシャンズチョイスの内容が動画(DVD)として見ることができる。本、DVDともにお勧めである。


これは、数人の方で書かれたレクチャーノートであるが、その中でフェザーさんの竹本師の「マジシャンズチョイス/フォースに関する一考察」という解説がある。3ページほどの内容であるが、納得させられる箇所は多い。特に「観客が選んだものを取り除かないこと」には納得。


これは売りネタである。52枚のカードからイメージで1枚のカードを最終的に選んでもらう。これが封筒に予言されているというもの。この1枚のカードを選んでもらう過程が、矛盾がなく素晴らしい。大変参考になる。

今回思ったことは、まだまだマジシャンズチョイスについて研究の余地が残されているということです。手順についての研究よりも、言葉、せりふの研究です。
posted by KENJI at 21:51| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月16日

メンタルマジックの本 その1

mental.jpg

現在、日本語で読める数少ないメンタルマジックの本です。
この『メンタルマジック事典 松田道弘著』は素晴らしい内容です。前半はメンタルマジック用語辞典になっています。後半は、メンタルマジックの実際として、いくつかのメンタルマジックにスポットを当てて詳しい解説があります。
今となっては、クラッシックとなった作品が中心で、トリックのタネだけを知りたいと思う方にはもの足りないと思われるかもしれませんが、読むたびに色々なことを学ぶことができます。私は年に2,3回は読んでいます。

合わせて『あそびの冒険 全5巻 2 超能力マジックの世界 松田道弘著』を読むと良いと思います。先の本とリンクしているところも多数あります。この『超能力マジックの世界』は読み物としても秀逸で、まるで推理小説を読んでいるようなわくわくする気持ちで読むことができます。

この2冊の本が、私をメンタルマジックの方に導いてくれたと言ってもいいと思います。
posted by KENJI at 09:14| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

動画で見ると・・・

フレンチドロップさんのホームページに『トランプと悪知恵』の動画がアップされています。
この本は、当然(?)持っているのですが、動画を拝見して改めてすごいことがわりました。
https://www.frenchdrop.com/detail?id=21

現象は動画で、解説は文字でというのが良いのかもしれませんね。
(特にメンタル系はそうだと思います。)

今まで、現象を文字で読んで、そのまま見逃している名作が結構あると思うと・・・。

posted by KENJI at 22:04| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月08日

クレイジーマンズハンドカフの動画




クレイジーマンズハンドカフの動画です。

逆バージョンのときに、効果がはいっていますが、ご容赦下さい。


ところで、この逆バージョンですが、私から演技することはめったにありません。
あくまでも、観客から要求があったときに、状況の応じて行っています。

クレイジーマンズハンドカフの本来の不思議さが損なわれないようにすることが大切ですね。
posted by KENJI at 17:19| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月03日

私が思う良いマジック

私が良いと思っているマジックは次の2つをクリアしているかどうかです。

1 現象がはっきりしている
2 手順が冗長でないこと

これは、特に私が新しい作品を考えるときに注意していることです。

any card at any number はマニアの方にはものすごく興味ある現象だと思いますが、実際演じてみると、思ったほど客受けしないということを複数の方から伺いました。特に観客が思った数字が大きいときは、その枚数だけ数えていくところがどうしても冗長になってしまうのでしょう。

まだ、新作マジックの動画がアップできていませんが、at any number 系のマジックでも同じことが言えるのではないでしょうか?
1から52のどの数を言ってもらっても大丈夫!というキャッチフレーズがありますが、実際48とかだと数えるのが大変です。観客にとっては、4個のサイコロを投げた合計であっても、1から52まででも同じだと思います。1から52にこだわるのは、マジシャン側の意見だと思います。

posted by KENJI at 17:36| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

出張で

明日から出張で、ブログは書けなくなります。
次の更新は、22日か23日の予定です。

コールドリーディング~ニセ占い師に学ぶ! 信頼させる「話し方」の技術
((FOREST MINI BOOK)  石井 裕之 (著)

は、次回購入予定の本です。前に『マジックグッズあれこれ』でも氏の本を紹介しましたが、これは、氏の最新作です。

一度、氏がテレビで、偽有名占い師として、コールドリーディングをしている場面を見ましたが、ずばずばと客が思っていることを当てていくのにはびっくりしました。あれだけ当てられれば、「この人、本当に心が読めるのでは?」と思うことでしょう。もちろん、テクニックを駆使して当てているわけ、本当に心を読んでいるわけではありません。

メンタルマジックに興味のある方はぜひ一度手に取ってみて下さい。
posted by KENJI at 21:56| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

Tales from the planet of bloom

TFTPOB.jpg









Gaetan Bloom師のDVDです。
実は、ビデオで持っているので購入はしていません。
師の天才ぶりが如何なく発揮されています。
 発想がとにかく素晴らしいですね。おなじみのギミックをまったく違う現象を起こすために用いるところなど、とにかくすごいです。お持ちでない方はぜひ買ってみて下さい。

 師が今年大阪にレクチャーで来たときに見に行きました。まさにエンターテイナー! マジック自体が不思議なのはもちろん、演技力も抜群でマジック以上のものを感じました。あれだけ楽しめたレクチャーは初めてでした。

 レクチャーの中で、『QUARTE』という黒板を使った予言マジックがありました。師の代表作と言ってもいいと思います。私はビデオで知っていましたが、前からこのネタの発想はどこから来るものだろう?と思っていました。そこで、レクチャーのときに質問をしました。その答えは・・・ 
 師曰く、「予言ボードという古くからあるマジック(上下に黒板があるやつです)があるが、それは最後にフォースをする必要がある。そこで、フォースをしない方法はないかと考えた。その結果、、『QUARTE』が生まれた。」ということです。ただ、ネタをどうして思いついたかは、「自分でもわからない。」ということでした。

posted by KENJI at 22:54| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

レギュラーデックが一番?

マークドデックを紹介をしましたので、その関連のお話です。

レギュラーデックは良いが、マークドデックはダメ。
レギュラーデックは良いが、ストリッパーデックはだめ。
レギュラーデックは良いが、それをシステムに組むのはだめ。

と言う意見があるようです。

 私の考えは、観客にうけるならすべてOKということです。現象がすべてだと思っています。特に、マークドデックとシステムとの組み合わせは最強だと思っています。
 また、テクニックを使っても、トリックデックを使ってもできる現象があれば、自然に演技できる方を選びます。 
posted by KENJI at 22:54| マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

ブログ始めます!

今日からブログを始めることにしました。
内容は、私が購入したマジックグッズの感想とマジックに関する
『あれこれ』です。

以前のマジックグッズあれこれが引越ししたと
思っていただければいいかと思います。
ただ、これからは、グッズ以外のことも書きたいなぁと思って
います。

では、よろしくお願いします!
ラベル:マジック 手品
posted by KENJI at 17:40 | TrackBack(0) | マジック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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