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マーク・スペルマン師の素晴らしいレクチャーノートです。メンタルマジック好きの私にとってはたまらない1冊です。フェザーさんで購入しました。
いくつかをご紹介いたします。
No Such Luck
6枚の封筒があります。観客からお札を集め、それを観客に渡し、観客自身に1枚の封筒を選んでもらいそれにお札を入れてもらいます。残った5枚の封筒にはお札の大きさに切った新聞紙を入れてもらいます。観客に封筒を良く混ぜてもらい、1から6までの数字を封筒に書き込んでもらいます。3個のサイコロを取り出し、出た目の数字が書かれた封筒を取り除き、取り除いた封筒は燃やしていきます。最後に残った1枚の封筒にお札が入っています。
観客が封筒を選び、観客が自由に封筒に数字を書いています。ここが不思議なところです。よくあるマジックの応用ですが手順が素晴らしいと思います。残念ながら揃えるものが必要です。でも、私はアイデアだけで感心してしまいました。
N.A.M.D The Sequel
師のマークドデックの作り方です。すでにDVDで発表していますが少し変更があります。私もお気に入りの見やすいマーク方法です。
PVP
Bank Nightですが、手順が素晴らしいです。また、封筒の使い方もクレバーです。メンタルマジックは手順、演出が大切だなぁと改めて思いました。
In Shaxons Shadow
大変巧妙なブックテストです。アイデア自体は昔からあるものですが、それをブックテストに使う発想が素晴らしいです。ちょっとしたショーなどで最適なマジックだと思います。
IYP Chair Test
袋に4個のキャンディを入れます。1個だけ色違いのキャンディです。4人の観客に袋に手を入れて1個ずつ取ってもらいます。演者はだれが色違いのキャンディを持っているのかを当ててしまいます。次に4人に予め並べてあった4脚に椅子に座ってもらいます。(フリーチョイス) 各椅子に付いてあったメッセージを見ると、「○色のキャンディを持った人がここに座る」と予言されています。
後半の手順を付けるところが、構成のうまさだと思います。
メンタルマジックは、解説を読んでしまうと「なーんだ・・・」となりがちですが、この本は解説を読んで「なるほど、これはやってみたい、これは賢い、・・・」と読んだ後もワクワクしました。
すべてにおいて、ネタはシンプルです。しかし、手順、演技、構成により素晴らしい作品に仕上がっています。
私自身ものすごく勉強になりました。今後の創作活動に大きな影響を及ぼすノートです。



